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C食通・耳より話・東西「うまいもんくらべ」

 すっぽん鍋を食べる日本人と、海亀の肉のステーキを楽しむ欧米人。くさやの風味を味わう日本人とロックフォールチーズの匂いを楽しむ欧米人。寒天で羊羹を固める日本人、ゼラチンでゼリーをつくる欧米人。おにぎりを遠足にもって行く日本人、ハイキングでサンドイッチを食べる欧米人。東西の食べ物には、このように大変よく似たものが有るが、これは単に偶然の一致
とは思われない!人は、いつの世にも、東西、民族が違っても旨いものを求めた証拠かも?

寄せ鍋、水炊き、石狩鍋、ちゃんこ鍋、牡蠣鍋、すっぽん鍋・・・・これに対応するのが南フランス、地中海沿岸の小漁村で生まれたブイヤーベース。魚、エビ、カニ、貝類をにんにくでごった煮したスープ兼魚料理

いつでも、どこでも手づかみでパクパク。行楽の友にして非常食。昔はにぎり飯を「屯食」とも言った。18世紀の昔、英政治家サンドイッチ伯がカードに夢中で食卓につく時間も惜しみ、パンのあいだに肉や野菜をはさみ、カードをしながらそれを食したのが始まりと伝えられている。

トッピングして食べる楽しみはどこの国も同じ。誰が始めたかは不明だが,大正時代に入って、魚、肉、野菜を具とする今の型が定着。イタリアの庶民的なパン料理。パイとは本来、果物や肉などをこねた粉に入れて焼いたケーキや料理のことで、数多い。ピッツァパイは、大昔からの家庭料理、

豆腐料理の名著によると、冷奴と湯豆腐は豆腐の最高の食べ方と伝えている。古代アラビアで長旅に出た隊商が羊の胃袋の皮の袋にヤギの乳を入れた。飲もうとしたが、乳が出てこないので、袋を絞るようにしたところ、中から出てきたのはなんと乳の白いカタマリであった。是がチーズの始まり!

人類が一番最初に飲んだ酒は果実酒である。果実はたいがい甘い糖を含む
から、是をそのまま放置すれば、自然界に生息する公酵母によって発酵してアルコールが出来るから、すでに「無人為の酒」は有史のはるか以前に誕生していた。是がワインの起源と思われる。


A 寄せ鍋⇔ブイヤーベース

E 酒⇔ワイン

D 豆腐⇔チーズ

C お好み焼き⇔ ピッツァパイ 

B おにぎり⇔サンドイッチ

 ここではほんの一例を示しました詳しくは後記の本をご覧下さい。  出典:食通耳より話 小泉武夫著 三笠書房

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